むらさきにまみれて

ゆるく熱くディズニー・ハロプロ・ジャニーズについて語ります

31☆アイドリーム 4巻感想

『31☆アイドリーム』の4巻が発売されてすぐ勢いで書いたものの、見直すために下書きにいれて放置していた記事を原画展に行ってきたタイミングであげます!

 

 

足りないものは!あなたが足りない!

お馬鹿が大好きBerryz!!🎶
 
順調にベリロスしてます。みゆです。ごきげんよう。Berryz工房がいないこの世の中、皆様如何お過ごしでしょうか。
 
そんな私が大好きなBerryz工房は、私が大好きな少女漫画家 種村有菜さんがすきなアイドルグループでもありました。
 
で、今日の本題は種村有菜さんの新作。31☆アイドリームについてです!!
 

 

一番種村有菜らしくない作品を頼まれているのに。一番の王道をいく本作品。
そう、まさに、一番アイドルらしくないのに実は王道アイドルであったBerryz工房のような!!
 
確かにトーンや背景、コマ割りは今までの漫画より少ない。けれど、たまに見せるキラキラっぷりや、一筋縄ではいかない恋模様は種村有菜作品そのもの。ありなっちの王道。
 
 
なにより、この漫画(とくに4巻)で私が一番嬉しかったのは、「すきな少女漫画家を卒業しなくていい。」ということ。
 
猫と私の金曜日』を初めて読んだ時、正直いうと、展開や主人公の愛ちゃんについていけなかった。
あぁ、私も少女漫画を卒業しなきゃいけないときが来たんだなぁ、そう思った。
 
だけど、『31☆アイドリーム』を読んで考え方が変わった。
 
私たち読者が大人になるのと同時に、作者そしてキャラクターたちも一緒に年を重ねていく。だから、無理して主人公が若い作品を読む必要もなく、好きな漫画家さんの作品をその世代ど真ん中として読める。
 
そのことに気づかされた4巻だった。とてもとても嬉しかった。
 

昔からアイドルが好きな私はもちろん、『満月を探して』も大好き。

そして、少し重たいけど、芯があって、読む度に感情移入できるキャラクターが違う、ありなっちが苦手なものに挑戦しまくったという『紳士同盟†』が大好き。
 
あの、『満月を探して』の種村有菜が!今度は逆変身のストーリーを描く!しかもアイドル!それだけでもう『31☆アイドリーム』の虜だったのに。
 
作中にはありなっちの歴代のキャラとの関連性が描かれているシーンがある。
わああああみんな居るーーー!!!!ってなる。
みんな生きてるーーー!!!!!って。
そしてちゃんと成長している!
 
歴代キャラが成長して登場するってところがポイントだ。
私の青春を共にしたあの子達が、生きてるんだぁってそんな感じがした。
 
 
『31☆アイドリーム』には、10代ならではの感情も、大人な感情もたくさん詰まってる。
読み終わったときは泣いた。切なくて苦しくて。泣けたのは、私が少し大人になったからだと思う。大学生になって、いろんな感情を少しだけ体験したからだと思う。
 
 
 
これからも、大好きな種村有菜先生の作品と一緒に成長して行っていいんだなぁと、嬉しく思った。
 
ジャンヌやフルムンで有菜作品が止まっている20代女性のみなさんには、
是非『31☆アイドリーム』も読んでみてほしい。